2015年1月31日土曜日

Y570セットアップ

前回前々回の投稿などで色々あったLenovo Y570だけど、ACアダプタも入手出来たので環境構築に着手した。

■ハード面
購入したY570には標準で2GB x 2 =4GBのメモリが搭載されている。

まぁ私の用途であるDiablo3、ネットサーフ、ちょっとしたオフィスソフトの使用程度なら4GBで十分なのだけど、もうこれから使わなくなるK53TKには4GBx2=8GBのメモリを載せているので、これをY570に載っているものと交換。

Windows7はメモリをキャッシュとして使ってくれるので、多くて悪いことはないでしょう。

■ソフト面
・OS
まずはOSインストールについて。

出品者の方はOSを再インストールした状態で出荷してくれたようだけど、正規のリカバリーディスクから行ったのではなく、普通のWin7インストールディスクから入れたようだ。

他人がインストールしたOSを使うのは何となくイヤなので、自分で一からインストール。リカバリーディスクは付属していなかったので、手持ちのWin7インストールディスクからのクリーンインストールとする。

・ドライバ
リカバリディスクが無い状態でOSをインストールする場合に発生するのが、OS標準で持っていないドライバをどうするかである。

しかしLenovoは、旧IBM時代と同じくドライバやユーティリティをHP上に公開してくれている有り難い企業である。しかも古いマシンのものでも(多分)全部ある。

このサービスは本当に有り難く、Lenovoの中古は安心して購入できると考えている。

本当は国産を購入してあげたいと思っているのだけど、国産メーカーはゴミアプリをたっぷり入れるというイメージがあってあんまり好きじゃない・・・

●Y570のドライバ類のダウンロードページ
Y570 ノートブック (IdeaPad)  

ドライバの適用手順
1)まず上記から、「Broadcom イーサネット ドライバー Windows 7(64bit) - IdeaPad Y470, Y570」をダウンロードしてインストール。
そしてWindows Updateにて更新対象ががなくなるまで全て適用。当然Win7SP1も入れる。

2)次に有線LAN以外のドライバ類もダウンロードしてインストールする。
 但し下記はインストールしない。

・BingBar Windows 7 (32bit, 64bit)
 →BingBarなんて要らない

・Lenovo SHAREit Windows 8.1 (32bit, 64bit), 8 (32bit, 64bit), 7 (32bit, 64bit)
 →Lenovo謹製のPCとスマホ間のファイル共有ソフトらしいけど要らない

・RapidDrive Windows 7 (32bit, 64bit)
 →Lenovo謹製の、SSDをキャッシュ用に使用して高速化するというソフト。このY570の売りの一つである。

  しかし、これについて気になる情報を見つけていた。
  ・RAPIDDRIVE ADVANCEDにおける見かけ上のデータ消失
   http://support.lenovo.com/jp/ja/documents/ht062849

  ・HDDのシステムチェックはダメだそうです
   http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000319065/Page=3/SortRule=1/ResView=all/#14433634

  ・RapidDrive and CHKDSK
   https://forums.lenovo.com/t5/IdeaPad-Y-U-V-Z-and-P-series/IdeaPad-Y580-and-RapidDrive/m-p/1059027#U1059027

このように、ファイルが勝手に移動されたり、チェックディスクを掛けるとトラブルが起きたりするようである。こういった中で何をやっているか判らないものは、何かあっった際の復旧で苦労しそうだったので、このソフトは入れず、SSDは普通にDドライブとして使う事にした。DドライブにはDiablo3だけを入れて使用する予定。

・NVIDIA ディスプレイ・ドライバー (Windows 7 64bit) - IdeaPad Y470, Y570
 →NVIDIAのHPで公開されている最新ドライバを入れるので、Lenovoにある古いものは入れない

・Onboard グラフィックス ドライバー (Intel, AMD) Windows 7 (32bit, 64bit)
 →インストールを始めたら、何故かAMD Catalystを入れようとしたので途中でキャンセルした

・Lenovo ワン・キー リカバリー Windows 7 (64bit) - Lenovo G460e, G560e, IdeaPad S205, Y470, Y570, Z370, Z470, Z570
 →PCの調子が悪くなったらクリーンインストールするから要らない

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次に、NVIDIAのページから、GT555M用の最新ドライバをダウンロードしてインストール。
2015/1/24時点での最新は、Ver.3.47.25であった。

こんな感じで環境構築完了。後はDiablo3などの利用アプリをインストールすれば完了。

簡単に構築出来て良かったです。

2015年1月24日土曜日

Lenovo Y570のACアダプタ入手!

前の投稿で手に入れたLenovo Y570-0862J3Jに付いてきたACアダプタは東芝品で、電圧&容量不足だった事を書いた。

なのでヤフオクにてY570用のACアダプタの型番を探してみたところ、どうもADP-120ZB BCというのが該当するらしい。

この出品者は3500円とちょっと高いので、同じ型番で探したところ中古品で送料込1300円程度での出品があったので落札。安く手に入って良かった。^^

で、届いたものを早速繋ごうとしたのだが、プラグが大きすぎて入らない!!!

もう一度Y570のACアダプタの型番を調べてみると、どうも2種類あるらしい・・・

型番          プラグサイズ(外径*内径)
---------------------------------------
ADP-120LH B    5.5mm * 2.5mm
ADP-120ZB BC   6.0mm * 3.0mm    ←こっちを買ってしまった

※比較を載せてくれているサイトとその写真
■Original ADP-120LH B 19.5V 6.15A Charger AC Adapter for Lenovo Y460p Y560p Y560 Y560A Y470 Y480
http://www.laptopchargersshop.com/original-adp-120lh-b-adp-120lh-b-charger-ac-adapter-for-lenovo-y460p-y560p-y560-y560a-y470-y480.html

とりあえず刺さる東芝品ACアダプタのプラグサイズを測ると確かに5.5mm・・・しまった、間違ったのを買ってしまった。何やっているんだか(笑)

ただ、端子の形状だけの問題なのでACアダプタを買い直すのはいささかバカらしいため、秋葉原の千石電商に行って端子部分を探したところ、良さそうなものを発見。

■マル信無線電機 MP-137LN DCプラグφ2.5(L型)
http://www.sengoku.co.jp/mod/sgk_cart/detail.php?code=EEHD-0HNV

ただ買うときに気になったのが、この端子の定格が「DC12V/1A」であったこと。ACアダプタは「DC19.5V/6.15A」なので、ワット数的には10倍流れる事になる・・・

普通に考えるとNGなのだろうけど、千石電商に置いてある同じようなDCプラグは全部「DC12V/1A」だったので、

「なんでもかんでもDC12V/1Aにしているだけだろう。大体元のプラグとサイズがたいして変わらないんだし大丈夫だろう」

と判断して購入(店頭価格70円でした)。

家に帰っていま付いているプラグを切って、買ったプラグをハンダ付け。


で、恐る恐る繋いでみたところ見事成功!

Diablo3をプレイして大電流を流している状態でもプラグが熱くなったりしないので問題なしと判断。

うっかり合わない型番のものを買ってしまったけど、70円でリカバリー出来て良かった。^^;

Lenovo Y570-0862J3Jを購入!

前回の投稿でお話した、こたつでDiablo3を快適にプレイするため購入したY570が届いたので早速開封。



天板は結構傷ついているけど、液晶・キーボード面はかなり綺麗。キートップのテカリもない。
裏を見るとこいつは2011年6月11日製で、型番は0862J3Jというらしい。

早速電源を繋いで起動確認。
問題なく起動したのでシステムのプロパティを見てみると、

あれ、CPUがi7-2630QM(2.0GHz/2.9GHz)なんですが・・・商品説明ではi7-2670QM(2.2GHz/3.1GHz)ってなっていたのに。

他にも変な所がないか調べたところ、なんとACアダプタが純正ではなく東芝品である事が判明。

しかも純正品は19.5V/6.15A/120Wなのに、この東芝品は19V/3.95A/75W仕様。

そもそも電圧が違うし、このノートPCはCPUのTDPは45W、dGPUは35Wとかなりの消費電力なので、このACアダプタでは容量不足なのは明らか。
OSインストールや軽作業程度なら問題ないかもしれないけど、3Dゲームとか負荷のかかる作業をしたら足りないと思われる。

試しにDiablo3をインストールしてプレイしたら、ACアダプタに接続しているにも関わらず、30分位でバッテリー残量警告。笑っちゃいますね。

更に、このPCに搭載されているSSDドライブの方がDドライブに割り当てられているのだけど、どうもアクセス出来ない。このPCはSSDはキャッシュドライブとして使用するらしいのでそんなもんかなとも思ったのだけど、気になったのでBIOSからSSDでbootするようにしてみたところ、こんなスタートアップ画面が!

前の持ち主の情報が消えていませんね。武士の情けで目隠しは入れてあげます。売却する際はちゃんとデータ消去しましょうw
このSSD内を漁れば色々個人情報が出てきそうだけど、可哀想なので何も見ずにフォーマットしました。興味も無いし。

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最後のデータが消えていないのはいいとして、CPUが違うのとACアダプタが定格に満たないのはちょっとひどいので出品者と交渉したところ、出品者の検品ミスということで一部返金で合意することになった。この時、非常に誠実に対応頂けたので助かった。変な出品者も居るからね・・・

という事でこのノートPCを使う事になったけど、まずはACアダプタをなんとかしなくちゃ。

次の投稿ではACアダプタ入手の顛末を書くけど、これもまたスムーズには行かなかったのだったw

K53TKの後継機を探す

寒い日が続きますね。

Diablo3のプレイだけど、冬場の自室は寒いので自室にあるデスクトップではなくリビングのこたつにノートPCのK53TKを持ってきてプレイする事が多いのだけど、K53TKではDiablo3のプレイは性能不足でかなりカクカクな状態であった。

試しにFrapsというプレイ画面のFPSを計測するアプリをインストールして、シングルプレイ時とマルチプレイ時の高負荷時のFPS計測を行った。ちなみに1366x756のフルスクリーンかつ最低画質でのプレイ。

■シングルプレイ
Demon Hunterでセントリーを5個くらい設置して攻撃しているといった負荷が高い状態で、20?30台のFPSが出ており、まぁプレイ出来るレベル。

■マルチプレイ
パーティ4人でエリート戦をしているような負荷が高い状態で、一桁台のFPS。最悪時は5FPS・・・まさにカクカクでキーを押して2秒後くらいにアクションが実行されるという、プレイにならないレベル。

「うーん5FPSかぁ・・・・具体的に数値化するとインパクトあるなぁ。これじゃあK53TKでマルチプレイ時はパーティに貢献しておらず寄生状態という事だ。」

と考えており、新しいゲーミングノートPCが欲しいなと思っていた。

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ということでネットでゲーミングノートPCを調べていたところ、こんなページを発見!

■ゲーミングノートパソコンの比較・おすすめ - the比較(更新日:2015/1/22)
http://thehikaku.net/pc/new/hikaku-note12.html

これは結構判り易いページで、メーカー横断で搭載されているdGPUが一覧になっていたり、ベンチマークスコアを掲載してくれている。

ただ、このページで紹介されている中で一番ローエンドの、

ドスパラ ガレリア QF840HE リンク
 (Core i7-4710MQ/8GB/500GB/15.6インチ-1920x1080/GeForce 840M-2GB)

でさえ94,980 円(+税)という価格であり、私の金銭感覚では「ゲームするのにこんなにお金を掛けるなんて」と躊躇われる金額だ。なので高嶺の花だなと思っていた。

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そんな折、ヤフオクにIdeaPad Y570が38000円位で出品されているのを発見!

実はY570は2011年発売の古い機種だがコストパフォーマンスが良さそうなので前から気になっていた。ヤフオクの商品説明に載っているスペックは、
 CPU Core i7-2670QM(2.2GHz/3.1GHz/6MB)
 MEM 4GB
 HDD 750GB
 SSD 64GB
 dGPU GeForce GT555M
 ODD ブルーレイドライブ

というもの。CPUとdGPUのPassmark値を調べると、

                   Y570         K53TK
---------------------------------------------------------
CPU                i7-2670QM     A6-3420M
 CPU Mark            6002         2071
 Single Thread Rating      1403         598 

dGPU               GeForceGT555M  RadeonHD7670M
 G3D Mark            921          828

と、CPU性能は3倍、GPU性能は若干向上となるようだ。

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「K53TKでDiablo3がカクカクになるのはCPU、GPUのどちらのせいなのだろう。もしCPUならY570にすればかなり快適になるのでは?」

と考え、マルチプレイ時のFPSと負荷を計測してみた。その時の負荷グラフがこちら。

これを見るとFPS(Fraps)の数字が低い時は、
 ・GPUの利用率は低い。というか0%に張り付いている。
 ・CPUの利用率はやや高めのような気がする。

だと思う。CPUのところはちょっと自信無し・・・

実は事前の予想では、
「GPUの負荷が高くて足を引っ張っているのだろう」

だったのだけど、実際にはそうではなく、
「CPUの1コアだけの負荷が高くて足を引っ張っているっぽい」

だった。そういえばこの投稿で書いたように、K53TKを3.0GHzにOCした時はなかなか快適にプレイ出来ていたのを思い出したよ。残念ながら3.0GHzOCは熱すぎて常用出来るレベルでは無かったが。

確かにK53TKに搭載されているCPUのPassmark Single Thread Ratingは598と高いものではない。なるほど、これが原因だったか。

一方、購入候補のY570のPassmark Single Thread Ratingは1403と約2倍。おっとこれってデスクトップのメイン機のFX-8100(1118)より高いじゃん。

という事で結論は、

「いまK53TKでDiablo3が快適でないのはシングルスレッド性能のせいのようだ。

 Y570ならシングルスレッド性能が大幅にアップしているのでこのボトルネックは消える。
 一方GPU性能は微増程度だが、K53TKでもここはボトルネックになっていないようだし、
 液晶の解像度は1366x768と変わらないので問題ないだろう。

 これよりY570ならおそらく快適にプレイ出来るだろう。」


ということで該当商品をウオッチしていたが、他に狙っている人は居なかったようでそのままの価格で落札。ラッキー。

で、届いたのがこれ。


次回の投稿では購入後のレビューをする。これがまた色々ありまして。(笑)

実験機でHDMIから音が出ない・・・(対応失敗)

前の投稿(リンク)でグラボをGeForce9800GTに換装した実験機(J4509改2)だが、1つだけ困った事があった。

それは、
 「HDMIでモニタに接続しても、モニタ内蔵のスピーカーから音が出ない」

というものだ。

前グラボであるRadeon HD 6670では問題なく出ていたのに、何故かグラボを変えたら出てこない。
nVIDIAのホームページから最新のドライバをダウンロードしても変わらず。

ネットで色々調べたところ、

■NVIDIA GeForce 9800GTのHDMI接続で音が出なくなった
http://the-fool.me/pc/junk/nvidia-geforce-9800gt-hdmi.html

というページを見つけた。これによるとGF9800GTでは、マザーボードとグラボをSPDIFケーブルで繋がないと音が出ないらしい。なるほど、昔の製品はこういう仕様だったのね。

確かにグラボ上の端子をチェックしてみると、

確かにカード上部にSPDIF-INのコネクタがある!
ということでアマゾンで探したところ、価格99円、送料150円、合計249円で売っていたので早速購入。

届いたのはこれ。1月10日に注文して届いたのが1月22日。中国からの発送だったのでこれだけ掛かったのでしょう。

早速PCを開けて取り付け。まずはグラボに繋いで、反対側をマザーボード上のSPDIF/OUT端子に繋いで・・・っとここで大変な事に気がついた。実験機に搭載しているF-I90HDというマザーボードにはSPDIF/OUT端子が無いじゃん!!


よく見るとこのマザーボードのリアパネルにもSPDIF端子が無い。なんとSPDIF未対応のマザーでした。

という事で今回買ったSPDIFケーブルはジャンク箱行き。無駄なものを買ってしまった。はぁ。

2015年1月12日月曜日

Radeon HD 7790を親父にあげて、Radeon HD 6750とGeForce 9800GTをもらった

この前、自分の親父と電話で話した際、

「いま使っているPCの調子が悪くなりDiablo3とかが遅いので、Core i7-4790を搭載した新しいPCを買った。」

という話題が出た。Diablo3の為にi7を買うとは親子だなぁww と思った。

新PCの状況を詳しく聞いてみると、

「いま使っているCore2Quad Q9650機ではグラボはRadeon R7 260Xを使っているのだけど新PCの方にはまだグラボを付けていない。260Xを移植すれば快適だろうけど、いまとりあえず動いているQ9650の環境に手を入れたくないんだよね。」

という事だったので、いまサブ機に搭載しているRadeon HD 7790はほとんど使っていないので使うか聞いたところ、

「7790ならいまの260Xとほとんど性能が変わらないので欲しい!」

との事。それにしても型番聞いただけで性能が分かってしまう60代後半ってどうなんだろうw

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という事で新PC購入祝いとかお年賀といった感じで、正月に親族で集まった際に渡して喜んでもらったのだが、そうなるとサブ機のグラボが無くなってしまう。サブ機のマザーボードはP5K-Eなのでオンボードのグラボは無いので、これではまったく画面が映らない。なので、

「古いのでもいいのだけど、もし要らないグラボがあったら頂戴?」

と頼んだところ、Radeon HD 6750とGeForce 9800GTが出てきた!

ちょっと図々しいが、サブ機と実験機の2台があるので両方もらってきてしまった。

それがこれ。


■上 : ASUS Formula EAH6750 FML/DI/1GD5
      Radeon HD 6750、GDDR5-1GB、Passmark : 1302、リンク

■下 : 玄人志向 GF9800GT-E1GHD/GE2
      GeForce 9800GT、GDDR3-1GB、補助電源不要、Passmark : 727、リンク

おお、両方Diablo3には荷が重いけど、普段使いには十分な性能じゃないですか。HDMIも搭載しているし。特に9800GTは補助電源不要タイプで、当時は結構いい値段がしたんじゃないかな。

帰ってきて早速搭載したところ、両方共無事動作。これでサブ機も実験機もちゃんと動きます。良かった良かった。