2010年9月20日月曜日

初代lafoneraにてdd-wrtの新ファームをtelnetでインストール

以前からニンテンドーDSのWIFIコネクション用に、初代lafoneraにdd-wrtをインストール
したものを自宅ネットワークに繋いていた。

また自宅の無線LANは、la fonera2.0nのがメインとなっているが、1Fのリビングに置いてあるので、
2Fの寝室では電波が弱くしょっちゅう接続が切れておりどうにかならないかと思っていた。

この3連休の最終日、dd-wrtには複数の仮想無線LANアダプタを追加できる事を思い出し、
やってみることにした。(明日から会社なので現実逃避という説もある)

dd-wrtの設定にはアダプタの追加という項目があるので単純にそれで追加してみたが、
lafoneraから無線LANの電波が出なくなってしまった。
使っていたファームウェアがv24RC3という古いものだからだろうか・・・

dd-wrtのホームページを見てみると、stableでv24SP1が、developmentでv24preSP2(14896)
というものがリリースされていた。

なのでまずはSP1をダウンロードして、dd-wrtのWEBの管理画面でアップデートしたら、
30秒くらいでアップデート完了となるのだが、再起動して管理画面を見るとバージョンは
前のまま。どうもうまくいっていないっぽい。

なので、telnet経由でアップデートする事に。
備忘で下記に手順を書く。

1.lafoenraを管理画面からファクトリーリセット
2.PCの有線LANのIPアドレスを192.168.1.2に設定
3.PCにてPUTTYを起動し、192.168.1.254:9000 を設定し、あとは「開く(接続)」を押すだけの
 状態にしておく
4.lafoneraとPCをLANケーブルで接続する。(クロスケーブルで繋いだが、lafonera側が自動認識

 するような気がするのでストレートでも大丈夫かも)
5.lafoneraの電源を入れる
6.PCのタスクトレイを見ていると、有線LANが繋がった瞬間がわかるので、間一髪PUTTYの
「開く(接続)」を押す
7.「RedBoot>」というメッセージが表示されれば成功
8.PCにてPoorTFTPを起動。同じフォルダにlinux.binを置いておく。
9.以降、下記コマンドを入れてファームウェアを更新(まぁ、ほぼdd-wrtのファームに付属していたマニュアルの通りです)

--

RedBoot> ip_address -h 192.168.1.2
RedBoot> fis init
RedBoot> load -r -v -b 0x80041000 linux.bin
(これでPCからTFTPでlinux.binがダウンロードされる)

RedBoot> fis create linux
(ファームウェアを書き込み。20分くらい掛かる)

RedBoot> fconfig

(何回かEnterを押して"enter the bootscript:"と表示されたら)

fis load -l linux
exec

(更に何回かEnterを押して、"~(y/n)"と表示されたら)
y
--

これで完了。後はlafoneraのACアダプタを抜いて、上位ルータと繋がっているLANケーブルを
lafoneraに繋げ、ACアダプタを繋いてしばらく待てば更新されたファームで立ち上がり、
"dd-wrt"というSSIDが発信される。あとはいつも通り設定すればOK。

なんとかlafoneraのファームを更新できてよかった。

で、早速仮想無線LANアダプタを設定してみたところ、きちんとWPA2とWEPの2つのSSIDが
発信されており、両方に繋げる事が出来た。

次は、WEPから接続された場合は自宅内のネットワークにアクセス出来ないように設定しよう。