購入したのは、Kingstonの「SSDNow V+200 SVP200S3/120G」。送料込み6980円だった。
(最大読込速度 535MB/s、最大書込速度 480MB/s、SATA3、厚さ9.5mm)
■購入したKingston SSDNow V+200 SVP200S3/120G
Kingstonについては以前からここのメモリを良く使っておりトラブルも無かったので企業イメージは良かった。しかし、
- このSSDのコントローラーチップとして使われているSandForce社のSF-2281はカタログスペックと実速度が大きく違うとネット上で悪評が高い
- もう何千円か足せば鉄板と言われるCrusialを買える
- 安いのでプチフリとか大丈夫か不安。キャッシュメモリも搭載していないし・・・
- K53TKはそもそもSATA2.0までしか対応していないので高性能なSSDを載せても生かしきれない恐れがある
- 安いSSDでも元のHDDよりは速いはず
- HDDと違って動作したまま持ち運んでも壊れないのは便利 (まぁここ10年くらいのHDDは、普通に持ち運んだ程度ではめったに壊れないイメージがあるけどね)
- もう最近のSSDはキャッシュメモリを搭載していないのが普通らしい?
- 元が格安PCなんだからSSDも格安にするのが妥当だよね
と思い購入した。
次に移行方法だが、ツールを使ってHDDからSSDにデータを移すのがもちろん簡単だが、まだHDDの方にそれほど環境構築していなかったので、リカバリディスクを使って初期状態にすることにした。
HDDをSSDに差し替えるのは非常に簡単で、PCの裏蓋を取ったら簡単にHDDにアクセスできるので、5分も掛からない。K53TKはメンテナンス性が高くて助かる。
交換して直ぐに感じたのが、起動の速さ。元々Win7は起動は速いので不満に思っていなかったが、SSDにしたらVistaの頃のサスペンドからの復帰位の速度で起動するようになった。
早速ベンチマークを取得したところ、下記のような結果に。
■ベンチマーク結果1(ランダムデータ)
■ベンチマーク結果2(0Fill)
SandForceコントローラなので圧縮が非常に効く0Fillデータだと400MB/s出ているが、ランダムデータだとかなり性能が落ちる。実運用ではこの中間くらいの値になっていると思われる。
また、いま良くやっているDiablo3というゲームにおいて、今まではシーンが切り替わると5秒くらいディスクが回って待たされたが、いまはそのタイムラグが殆どなく(1秒もない)非常に快適。
変えてよかった!!
・・・と喜んでいたのだが、交換して1週間くらいしたら酷いプチフリが発生してしまった。
「うーん、やはり安物ではだめか」と悲しくなったが、以前デフラグを掛ければ改善するという話を聞いたことがあったので試しにMyDefragをインストールしてFlashDisk向け最適化を行ったところ、プチフリが解消した。
とりあえず解消して良かったが、再発しないか心配だなぁ。
2013/1/17追記
その後もヒヤヒヤしながらたまにデフラグをするようにしたところ、全くプチフリが発生せず3ヶ月が経過した。最近は1~2週間に1度程度の頻度で行うようにしている。
ということで、格安SSDでもHDDに比べて十分メリットがあると思います。オススメです。