2014年4月27日日曜日

Diablo3快適プレイのためのJ4509強化作戦(5):電源交換

前の投稿で書いたように、J4509に搭載されていた電源はたった300Wであり、最大消費電力140WのGTX660にすると容量が不足しそうなので、電源も交換することにした。

当初価格コムで1位になっていたサイズ剛力短2の500W電源を買うつもりでアキバに行ったところ、玄人志向の650W、プラグイン、ブロンズの電源が5980円で本日特売になっていたのでそちらを購入。

それがこれ。
玄人志向 KRPW-P2-650W/85+


J4509は小型ケースで裏配線も難しそうなのでプラグインタイプはとても有難い。

しかも、店員さんにこの電源のHaswell対応を聞いたところ、
 「旧製品なので確認が取れていない」

との事だったのだけど、玄人志向のホームページを見るとHaswell対応状況が掲載されており、そこでは「対応」となっていた!これは結構お得だったかも。

また容量も650Wあればピーク時でも半分位の負荷なので電源も長持ちするかなと。

しかし、玄人志向は安物のイメージがあるのだけど大丈夫か心配だが、こればっかりは使ってみるしかない。

という事で、グラボと電源が手に入ったので組み換え。
まずは電源だけを交換して起動テストしたところ、問題なくOSが起動したので、次にグラボも交換して起動。

※電源とグラボを交換したところ。


GTX660のドライバが入っていなかったのでVGA画質で立ち上がったが、NVIDIAのサイトから最新のドライバをダウンロード&インストールしたら、特に問題なく高解像度に。

RHD7750ちゃんお疲れ様。ヤフオクに流して次の人生を営んでもらうか。

そして次回は、GTX660でDiablo3を起動。さーてどうなるかな。

Diablo3快適プレイのためのJ4509強化作戦(4):グラボ交換

前々回でグラボをRadeonHD 7750から、PassmarkD3Dで3000以上のものに変えることに決めたので、具体的な機種を決めることにする。

Passmark3000超えかつ約2万円以下で、普通に入手出来るものを探したところ、下記6機種が良さそうであった。

機種名       Passmark   値段
R7 260X       3000     約13,000円
R9 270        4234     約20,000円
GTX660        4117     約20,000円
GTX650Ti BOOST  3563     約18,000円
GTX750        3290     約13,000円
GTX750Ti       3627     約16,000円

私はamdが好きで、またamdが推進しているmantleも気になるので出来ればRadeonにしようと思ったのだが、上記からコストパフォーマンスはGeForceの方が良いので、NVIDIAにしようと思う。

価格コムのグラボ売れ筋を見ると、GTX750Tiが15,000円弱で売っているのでこれにしようかと思っていたとき、ヤフオクを覗いてみるとGTX660が13,000円即決で出ていたので、これを落札した。

それがこれ。
PALiTのGeForce GTX660 OC(2048MB GDDR5)


むむっ、持った感じからして重い。試しに手持ちのグラボの重さを測ってみると、

 PALiT GeForce GTX660 OC(2048MB GDDR5)       443g
 Sapphire HD7750 1G GDDR5 PCI-E HDMI/DVI-I/DP   287g
 玄人志向 RH7750-LE1GHD/1ST               147g


なるほど、クロシコから比べたら3倍か。段々重量級のグラボが必要になってくるのかね。

これは重さだけではなく消費電力にも現れていて、GTX660のピーク消費電力は、いまのRHD7750の55Wから140Wと、約2.5倍と大幅増加するので、今の300W電源では足りないだろうなぁ。2008年発売のPCの付属品だから約6年経過でくたびれてもいるだろうし。

・・・仕方が無い、電源も買うか。最後に使ったお金を取り纏めるのが怖いよ。

2014年4月21日月曜日

Diablo3快適プレイのためのJ4509強化作戦(3):寄り道でDQ10ベンチ

前回予告したグラボ交換の前に、Pen G3420+ラデ7750の性能をチェックするため、ドラクエ10ベンチをやってみた。

Vostro230sのC2Q8400+ラデ7750では、標準品質1280*720で7000台のスコアだったので、そこからどれくらい伸びているかをチェック。

で、実施した結果がこれ。


・・・多少アップ程度かなと思っていたのに、16605とは!!
「すごく快適」だと、はぐれメタル&ファンファーレが鳴るんだ。知らなかった。

ちなみにリソース状況は下記の通り。前半はGPUの負荷が高く、後半はCPUの負荷が高い。
しかしどちらも100%に張り付いているというわけではない。



グラボが同じでスコアが倍以上ということは、VostroではGPUではなくCPUがボトルネックだったという事だね。

改めて「C2Qはもう引退だな」と思った。



Diablo3快適プレイのためのJ4509強化作戦(2):購入パーツを組み込み&検証

前回の投稿で買ったパーツを家に持って帰って、J4509へ組み込みを開始した。

自作は15年ぶりくらいでちゃんと出来るか心配だったが、昔取った杵柄で、1時間位で特に問題なく組み込みが完了。一発起動。うーん、うれしい。





所感は、
・実は一番心配していたのはCPUのピン折れだったのだが、うっかりM/B上のピンを触らないようにするのと、CPUをそっとCPUソケットに載せるようにするのだけを気をつければ、全く心配ないねこれ。
・M/Bがちっちゃい!もともとJ4509に搭載されていたFoxconnのRS780と比べると3/4くらいしかないよ。(前のマザーが写っている投稿へのリンク
・このPCの電源、300Wなのか・・・RadeonHD7750なら大丈夫だろうけど、グラボを交換したらまずいかも。

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組み立てたあと、手持ちのWindows7 Proをインストールし、ATIのサイトから最新のドライバ(Catalyst 13.12)をダウンロードしインストール、Diablo3をインストールして、Vostroと同じようにAMD System Monitorでログを取りながらDiablo3をプレイした際のリソース状況は下記の通り。



・CPU使用率は一時100%近くになっているが、平均60%で負荷は解消。
・今度はGPUがほとんど99%に張り付いてる。ボトルネックがGPUに移ったね。
・これはログを取っていないが、GPU-Zでモニタリングしながらプレイしてみたところ、グラボのメモリ使用料は、画質最低で400MB程度、画質最高でも600MB程度なので、グラボのメモリは1GBで充分。(※)
・プレイした所感は、Vostroよりは良くなったが、やっぱりラグが頻発するので辛い。

※GPU-Zの"Memory Usage(Dedicated)と"Memory Usage(Dynamic)"の両方の値を足したもの。足すのが良いのか分からいけどw。ちなみに個別には、画質最低でDedidated 280MB、Dynamic150MB、画質最高でDedicated450MB、Dynamic150MB程度でした。あと、画質最低と画質最高では、GPUの平均使用率は10%位違った。(最低では89%くらい、最高では97%)

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いやーHaswellのPen Gすごいね。なんだかんだ言ってもCore2Quadからの変更だったので性能低下しないか心配してたのだが、全然上回っているよ。普通にネット見たりするのも前よりキビキビしているのを実感できる。

これが6800円だっていうんだから恐ろしい時代です。もうPCを使う人の90%はこのPen Gで充分なんじゃないかな。Diablo3という用途はネット見たりオフィス使ったりするより要求スペックは高いと思うので。

ローエンドレベルのCPUにまでこの性能を提供してくれたIntelさんに本当に感謝です。

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話を元に戻して、Diablo3を快適にプレイするためには、グラボも変えないとダメだという事が分かったので、そちらも検討しないといけない。

まずは情報収集を。
Diablo仲間の方にチャットでスペックを聞いたところ、彼はGTX570(1280MB)を使っていてグラボの性能に問題は感じていないとのこと。

また親父に聞いたところ、いままでCPUはC2Q Q9550(2.83GHz)、グラボはRadeonHD6750を使っていたのだが、私と同じくラグが酷いのでグラボをR9 260Xに変えたところ快適になったとのこと。

それぞれのPassmark G3Dの値を調べると、

7750   1633
GTX570  4376
6750   1317
R9 260X  3000

という事なので、3000以上なら快適かなとあたりをつけた。なので3000以上のグラボを選ぶ事にする。

長くなったのでグラボ選定&検証結果は次回。

Diablo3快適プレイのためのJ4509強化作戦(1):CPU、マザボ、メモリ

現在のメインマシンは、Diablo3を快適に行うために親父から貰ったDell Vostro230s(C2Q8400、4GB、320GB、RadeonHD7750)だが、Diablo3の拡張パックのReaper of Souls(以降RoS)をプレイするには些か力不足のようだ。

頻繁にラグが発生する状態で、ひどい時には3秒位処理がスキップしてしまい満タンだったLifeが一瞬で無くなり死亡するなども起きる状態であった。

マシンのどの部分がボトルネックなのか、AMD System Monitorというツールでリソースログを取得しながら2時間ほどプレイしたところ、下記の状況である事がわかった。

【前提】
・1920x1080のフルスクリーンモードでプレイ
・画像品質は最低限



【CPU】
・4コアのうち1つのコアのみ高負荷が続いている(Core4)
・高負荷が続いているコアの平均使用率は71%。
・たまに98%など処理が追いついていないと思われる時がある。
 →Diablo3はマルチコアに対応していないと思われる。また1コアの処理も足りていないと思われる。

【GPU】
・平均使用率は67%。
・最大99%の利用率に達する場合がある。また90%台が長く続いている場合がある。
 →GPUも不足気味と思われる。

【総括】
・CPUもGPUも能力不足だが、平均使用率からするとCPUの方が足を引っ張っている。


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今のままでプレイを続けるのは辛いが、あんまりお金がないのであまりコストが
掛からない形でPCのパワーアップを図ることにした。

今回、まずCPUを交換し、グラボはまずはRadeonHD7750を継続利用してみて、GPUも足りなかったらグラボも
変えることにした。Vostro230sはロープロファイルのグラボしか載せられないので、グラボ載せ替えを見据えると
ケースもスリムケースではなく通常ケースに変えなければならない。
よってVostroの強化ではなく、年末にジャンクで買ったJ4509を強化することにした。(Vostroは親父に返す)

J4509のCPU・メモリ・マザボを交換し、グラボ(Sapphireの7750)・HDD・ODD・電源・ケースは流用すればコストを抑えられる。うーん、J4509がこんな形で役立つとは。助かった。


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ではまずCPUの選定を。

Diablo3はマルチコアに対応していないのでシングルコア性能が高いものを選ぶ事にした。
私はAMDが好きだけど、AMDはコア数を増やす方向で性能を上げているので、今回の
パワーアップには不向き。なのでIntelのCPUにする事にした。

現在最新のHaswellのラインナップを見てみると、ざっくり下記のような特徴がある事がわかった。



ラインナップ コア数 ハイパースレッディング クロック数 ターボブースト 値段
Core i7 4コア 3.4~3.5GHz 33,000円くらい~
Core i5 4コア × 3.0~3.4GHz 20,000円くらい~
Core i3 2コア 3.4~3.5GHz × 13,000円くらい~
Pentium G 2コア × 3.0~3.3GHz × 6,000円くらい~
※末尾がSやTなど省電力モデルは除外
※i5については一部2コアモデルがあり、それはハイパースレッディング対応


Diablo3目的だと、コア数は2コアあれば充分、ハイパースレッディングはあまり意味が無い、クロック数は高いほうが良い、ターボブーストはあると良い、なので、

◆Core i7
クロック数が高く、ターボブーストもあるので良いが、ハイパースレッディングは不要なので過剰か。

◆Core i5
クロック数がある程度、ターボブーストもあり、ハイパースレッディングがないので、かなり適している。

◆Core i3
クロック数が高いが、ターボブーストなし、ハイパースレッディングありで、些か適していない。

◆Pentium G
クロック数がある程度、ハイパースレッディングなしだが、ターボブーストなしで、まあまあ適している。

これにあまりコストを掛けないという目的を鑑みると、「Pen Gでも大丈夫じゃね?ただクロック数は少し高めにしよう」ということで、Pentium G3420(3.2GHz)にすることにした。

「いま使っているのは腐ってもC2Qで、Pentiumにすると逆に性能が下がるんじゃないか」との心配もあったが、シングルスレッド性能はC2Q8400(2.66GHz)→Pen G3420(3.2GHz)で1.66倍になっているので、これを信じてG3420を選択。

まぁお金掛けられないし・・・なんかPen Gにする言い訳探しだね。

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次にマザボの選定を。

選んだCPUが最低辺なんでOCできるわけでもなく、またPenGの性能がダメで載せ替えても末尾Kの可変クロックモデルを買うこともないだろうし、HDDいっぱい積むわけでもないから安ければいいやと考えた。、ただ考えなければならないのはメモリスロット。安いのは2スロットしかなく後での拡張に困る。2スロットにしていま多めにメモリを積むか、4スロットにして少なめにしておくか。

Diablo3のプレイ中のメモリ使用量をみていると4GBで充分に見える、またいまは2年前に比べてメモリがやたら高いのでので後者が正解な気がするが、今どき2GBメモリx2を買うのはバカらしい気がしたので、2スロットのマザーとメモリ4GBx2を購入する事にした。8GBあれば当分は持つでしょ。

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ここまで決めてアキバのツクモへ行き、店頭で選んだパーツはこれ。

CPU:Pentium G3420     6,800円
M/B:ASRock H81M-HDS    5,500円
MEM:Team PC3-12800 4GBx2  7,300円

これに保証1000円付けて、消費税入れて合計22,248円。結構な出費だが仕方がない・・・

長くなったので組み立て&検証結果は次回。