以前の投稿でVGN-NR50に載せ替え可能なCPUとして、Core2Duo T7700、T7500、T7250があることを書いたが、ヤフオクで検索すると型番でもでもいくつかのバージョン(sSpecというらしい)が有ることが分かった。例えば、
T7700 : SLA43、SLAF7
T7500 : SLA44、SLAF8
T7250 : SLA49
このsSpecは何か調べたところ、CPUの型番とステッピングをかけ合わせたのらしいという事が分かった。
では同一型番だがステッピングが異なると何が違うかというと、VID Voltage Range(動作電圧)が異なるらしい。といっても1.0375 - 1.30Vと1.075V-1.175Vの違い程度だが。
ここで重要なのは、マザーボードのBIOSが載せ替えたCPUのステッピングに対応していないと動かないということだった。
つまり同じ型番でも動かない場合があるので、載せ替えるパソコンのBIOSでサポートしているステッピングを調べてからCPUを入手する必要があるということだ。
ではBIOSがどのステッピングをサポートしているかをどうやって調べるかだが、下記HPに詳しく書いてあったのでこちらを参考にした。
BIOSファイルから対応CPUを解析する方法
http://urasaigou6.blog136.fc2.com/blog-entry-361.html
簡単に書くと下記の通り。
1)まずそのパソコンのBIOSファイルをメーカのHPからダウンロードする
2)そのBIOSファイルを解析ソフト「Intel Microcode List」に掛けると、対応するCPUIDを抜き出してくれる
3) 抽出されたCPUIDと対応するsSpecを割り出すサイトをググッて見つける
→全CPUを網羅かつCPUIDとsSpecの対応をまとめたサイトがなく、色々なサイトから情報をかき集める形になるのでこれが一番難しい)
(2012/03/31追記)sSpecからCPUIDを調べられるサイトを見つけた。これは便利。
CPU-World
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ちなみに、VGN-NR50の最新BIOS「R0131J9」で対応していたCPUIDは下記の通り。
このCPUIDから対応するsSpecをググって調べたところ、
6FA : E1ステッピングに該当する、SLA43、SLA44、SLA49
6FB : G0ステッピングに該当する、SLAF7、SLAF8
らしい事が分かった。なのでVGN-NR50に載せ替える場合は、sSpecについては気にしなくて大丈夫そう。
ということで、ブツを安く手に入れるべくヤフオク巡りをすることにします。
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