あるとき、
「Z575はメモリを4GB増設するとメモリアクセスがデュアルチャネルで行われるようになり帯域が倍になるためかなり性能が向上する」
といった情報をネットで見つけた。
もう増設しているので済んだ話であり関係無いといえば無いが、気になったので4GBの時と8GBの時の性能をPass Markで計測してみた。
項目 | 4GB(NC) | 8GB(NC) | 4GB(OC) | 8GB(OC) |
---|---|---|---|---|
PassMark Rating | 607.4 | 823.1 | 749.9 | 1036.7 |
CPU Mark | 2139.7 | 2243.9 | 2954.0 | 3128.9 |
2D Graphis Mark | 146.7 | 151.2 | 155.8 | 189.7 |
3D Graphis Mark | 292.0 | 516.2 | 290.6 | 542.4 |
Memory Mark | 244.8 | 647.6 | 356.4 | 903.0 |
Disk Mark | 388.8 | 433.0 | 495.6 | 495.6 |
CD Mark | 562.2 | 571.3 | 571.4 | 571.3 |
この表からメモリ増設、オーバークロックそれぞれ特徴が見えてきた。
○メモリ増設
・メモリ、3Dグラフィックのスコアが約2倍
・他の項目は多少向上
○オーバークロック
・CPU、メモリのスコアが約1.4倍
・他の項目は多少向上
ちなみにWindows Experience Index(WEI)は下記の通り。
項目 | 4GB(NC) | 8GB(NC) | 4GB(OC) | 8GB(OC) |
---|---|---|---|---|
プロセッサ | 6.9 | 7.0 | 6.9 | 7.0 |
メモリ | 5.9 | 7.3 | 5.9 | 7.3 |
グラフィックス | 5.9 | 5.9 | 5.9 | 5.9 |
ゲーム用グラフィックス | 6.5 | 6.5 | 6.5 | 6.6 |
プライマリハードディスク | 5.9 | 7.2 | 5.9 | 7.2 |
オーバークロックはWEIには反映しないようだ。
メモリ増設の方はメモリとハードディスクに効いている。
漠然とメモリ増設とオーバークロックをしていたが、確かに性能向上していることが確認できて良かった。
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