J4509に搭載されているPhenom X3 8400は、AMDのK10ファミリーのCPUなのでZ575やK53TKで使用したK10statが利用可能である事に気づいた。
となればやってみるしか無い。
速度についてはそんなに気になっていないので、省電力の方向で設定を詰めてみる事にした。
デフォルトの設定は下記の通り。
なるほど、このCPUはP0とP1しか無いんだ。
Z575のA8ではB0~P6の8段階もあったので、最近のAMDは負荷レベルにより細かくCPUクロックを変える設計方針なんだろうな。
で、下記手順で設定をつめてみた。
1.K10statでp-rateをロックして、1つずつ電圧を下げていく
2.ハングしたら再起動し、その1つ前の電圧でPrime95で30分ほど負荷を掛ける
3.30分間負荷無事パス出来たら、余裕を見てその1段上の電圧を使う
この手順で見つけ出した値は下記の通り。
P-state クロック 初期電圧 負荷パス電圧 常用設定電圧
P0 2100MHz 1.2500V 1.1500V 1.1750V
P1 800MHz 1.0500V 0.8375V 0.8500V
Z575のA8と比べるとあまり電圧を下げる事が出来なかったけど、少しでも省電力になるのはありがたいのでこの設定で行こう。
またA8と違ってCPUとNorth Bridge(NB)で別々に電圧を設定できるみたいなので、次の機会ではNBの設定の詰めをやってみようと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿