2013年12月10日火曜日

e-Machines J4509でK10stat設定(パート1、低電圧化)

J4509に搭載されているPhenom X3 8400は、AMDのK10ファミリーのCPUなのでZ575やK53TKで使用したK10statが利用可能である事に気づいた。

となればやってみるしか無い。

速度についてはそんなに気になっていないので、省電力の方向で設定を詰めてみる事にした。

デフォルトの設定は下記の通り。






















なるほど、このCPUはP0とP1しか無いんだ。
Z575のA8ではB0~P6の8段階もあったので、最近のAMDは負荷レベルにより細かくCPUクロックを変える設計方針なんだろうな。


で、下記手順で設定をつめてみた。
1.K10statでp-rateをロックして、1つずつ電圧を下げていく
2.ハングしたら再起動し、その1つ前の電圧でPrime95で30分ほど負荷を掛ける
3.30分間負荷無事パス出来たら、余裕を見てその1段上の電圧を使う

この手順で見つけ出した値は下記の通り。

P-state  クロック    初期電圧   負荷パス電圧   常用設定電圧
P0     2100MHz    1.2500V     1.1500V       1.1750V
P1       800MHz    1.0500V     0.8375V       0.8500V























Z575のA8と比べるとあまり電圧を下げる事が出来なかったけど、少しでも省電力になるのはありがたいのでこの設定で行こう。

またA8と違ってCPUとNorth Bridge(NB)で別々に電圧を設定できるみたいなので、次の機会ではNBの設定の詰めをやってみようと思う。



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