2014年11月25日火曜日

P5K-E(サブ機)のバックパネル自作

P5K-E(サブ機)で利用しているマザーボードはハードオフでジャンクとして売り出されていたものだったが、買った時にバックパネルが付いていなかった。

当初はケース無しのパーツ検証機(この投稿参照)とする予定だったのでバックパネルの有無は気にならなかったが、親父からケースを貰ったのでバックパネルが無いのが非常に気になっていた。

「ヤフオクでP5K-Eのバックパネルだけ出品されていたら買おうか」

と思っていたのだが、ふと「バックパネルって自作できないかな?」と思いついて、「バックパネル 自作」で検索したところ、こんなページを見つけてしまった。

■I/O パネルの製作
http://www5.plala.or.jp/mrnop/kousaku/io-panel2.htm

この人、なんと牛乳パックと100円ショップで売っているアルミテープでバックパネルを作っているよ!!

ということで、近くの100円ショップでアルミテープを購入し、家にあった牛乳の紙パックを用意して作成してみた。

まずはM/Bに定規を当てて測って、ざっくり紙パックを切り抜いてみる。

お、なかなかいい感じ!しかし裏側を見ると・・・

酪農牛乳と読めますね。牛のイラストも書いてあります。(苦笑)

これにアルミテープを張ってみるとこんな感じ。

かなりそれっぽく見えると思う。でこれをケースに組み込むと、


え、結構すごくない?私にとってはこれで充分ですよ。

ということで、個人的にはなかなかの出来のバックパネルを安価に作成できたので満足しました。

今後バックパネルがついていないジャンクマザーがあっても安心して買えちゃうねw

2014年11月24日月曜日

東芝128GB SSD「THNS128GG4BBAA」購入&レッツノートCF-W7に搭載

前回までの投稿でとりあえず自作PCの方が落ち着いたが、最近はちょっとしたネットを見る程度の場合は以前手に入れたレッツノートCF-W7を使う事が多かった。

やっぱり手軽に持ち運べるノートPCは便利で、またCF-W7はキーボードが打ちやすいく大変良く出来ていると改めて感じた。

ただドライブがHDDなのでPCやアプリの起動が遅いなと感じていた。
標準で搭載されているHDDは東芝のMK8037GSXという80GBのHDDで、これの速度をCrystal Disk Mark(CDM)で計測してみたところ下記のスコアだった。

すごく遅いですね・・・古い製品だし仕方がないか。

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そんな折、ネットを見ていたら東芝の128GB SSD「THNS128GG4BBAA」が5380円と特売されているのを見つけた!

このドライブは2010年頃の古い製品でRead230MB/s Write180MB/sという今となってはイマイチな性能だが、CF-W7はSATA2までしか対応していないし、またTrimをかけなくても性能劣化が少ないらしいので標準でTrimに対応していないVistaで使いやすいなと考え購入した。

で届いたのがこれ。

まさにバルク包装ですねwwまぁ安価だからいいでしょ。本体を取り出してみると、

シンプルなメタリックなデザインでかっこいいね。

早速CF-W7からHDDを取り外し、EaseUS ToDo BackupでSSDにドライブクローンを作成し、SSDをCF-W7に取り付け。(下記はHDDを取り外したところ)

でSSDでのCDMのスコアがこれ。

おーすごい。劇的にアップだよ。
ここで気づいたんだけど、以前の投稿でCF-W8にKingstonの格安SSDを搭載した時があったけど、その時より全然高速じゃん。

CF-W8にKingstonのSSDを載せた時の投稿はこれ
そしてその記事に載せていたベンチマーク結果は下記の通り。

CF-W8/KingstonSSD/ランダムデータ時

CF-W8/KingstonSSD/0Fillデータ時

なんとKingstonSSDに搭載されているSandForceのコントローラーが得意なはずの0Fillデータの結果より速い!!この東芝のSSD、古い製品だけど結構気に入りました。

ということで、快適なモバイルノートPC環境が手に入って満足です。

2014年11月23日日曜日

P5K-E(サブ機)をオーバークロッキング

前の投稿のように無事裏配線も出来て完成したP5K-E(サブ機)だけど、せっかくオーバークロッキング(OC)機能が充実しているマザーボードを使っているのだから軽めのOCをやってみることにした。

まずはGoogleで「p5k-e q6600 OC」で検索したところ、この組み合わせでのOCのレビューが沢山あって驚いた。

色々読み漁ったが特に参考になったのがこの2つのページ。

■桜PCの役立つパソコン情報:オーバークロックについて
http://www.sakura-pc.jp/pc/contents/basis/OverClock.html
P5K-EのBIOSでのOC設定方法が分かりやすく説明されている。


■Extremeをぶっちぎる!? Core 2 Quad Q6600に"本気"を出させてみた
http://news.mynavi.jp/articles/2007/09/18/q6600/001.html
Q6600での限界値を探った記事。


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特に2番めのページではなんと3.6GHzで安定しているとの事。元が2.4GHzなので1.5倍かよ・・・

私はそこまでの性能は不要なので3.0GHzを試してみた。まずはBIOSの設定。

詳細設定画面で下記のように設定した。たったこれだけ。電圧とかは自動で設定してくれるみたい。
・Ai Overclock Tuner : 自動 → Manual に変更
・FSB Frequency    : 自動 → 333   に変更
・PCIE Frequency   : 自動 → 100   に変更
・DRAM Frequency  : 自動 → DDR2-800MHz に変更(搭載メモリがDDR2-800のため)

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で、ドキドキしながらOSを起動するとあっさり動いた。良かったぁ。

試しにドラクエ10ベンチを動かしたところ、なんと10399と10000超えのスコアを叩き出してファンファーレを聞くことが出来た!

定格時は8232だったので1.26倍になっている。OC分リニアに伸びていますな。

っておいおい、メイン機(FX-8100OC+GTX660)のスコアは11177なんだぜ。あんまり変わらないじゃん・・・も~本当にこのP5K-Eをメインにしても良いかも。

ただOCした事により消費電力は更に上昇した。
             アイドル時    DQ10ベンチ時最大
定格(2.4GHz)      80W        145W
OC(3.0GHz)       100W        185W

負荷が掛かっている時に40Wも増大か・・・アイドル時の電力も100Wと大台に乗っているし、やっぱり電気食いの旧世代だね。i7-4770Kなんてアイドル時55Wだったもんな。

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ただこのQ6600OCを使ってみると、これだけの性能があればほとんどのユーザは満足出来るどころかオーバースペックなのではないだろうか。

いまQ6600のPCを持っている人は、別にPC全体を買い替えなくてもグラボとOCだけ変えれば十分なんじゃないかなぁ。アイドル時の45W差の電気代なんて1日3時間として、

消費電力差45W x 1日あたりの使用時間3H x 1W/Hの電気代0.026円/H x 365日 = 年間約1281円

のように、1年間で約1281円の差しかないし。

2014年11月22日土曜日

P5K-E(サブ機)で裏配線をがんばる!

以前の投稿でCore2Quadを搭載したP5K-E(サブ機)を組み立てたが、元々そのケースでの配線は下記のようにグチャグチャだった。

元々どこかのPCショップからBTOで注文したものだったらしいが「プロの仕事でこれはないよな・・・」と感じたので、自分でP5K-E(サブ機)を組み立てた時は裏配線に気を配った。

ただ自分がよくPCの自作を行っていたのはもう15年くらい前であり、その頃はまだ裏配線という概念がなくケースの裏側に配線這わせる隙間は無かった覚えがある。

なので自作PC歴20数年だが恥ずかしながら裏配線は初めて(笑)。
ネット上に皆さんがアップしてくれている裏配線の写真を参考に見よう見真似でやってみた。それがこれ。

ネットで見つけたこの写真のような綺麗さには及ばないけど、自分なりには満足の出来です。ケース内のエアフローも良くなるでしょう。

2014年11月16日日曜日

貰ってきたパーツの活用(2):サブ機でも余ったパーツで3台目組み立て

前の投稿でP5K-E(サブ機)を組み立てたがまた結構パーツが余っている。

組み立てると部屋の整理になるので1台組み立ててみた。

CPU  Pentium DualCore E5200
M/B  ABIT Fatal1ty F-I90HD
MEM  DDR2-800(PC2-6400) 2GB x 2 + 1GB x 2 = 6GB
GPU  SAPPHIRE HD 6670 1GB GDDR5
HDD  320B
電源  DELTA  DPS-300PB-3A
ケース J4509

ケースがJ4509のものしか残っていないが、これはMicroATX用なのでM/BはF-I90HDにするしかない。
また本当はCPUはE7400の方が高性能だけど、いまF-I90HDに載っているのがE5200で外すのが面倒なのでそのまま使っている。そのうち気が向いたらE7400に変えよう。


上記構成で組み立てたのがこれ。


スペックを見て「これもまぁまぁの性能じゃない?」と思ったのでDQ10ベンチを動かしてみたところ、なんと6876!!

ネットと軽いゲームならこれでも十分ですね。
こいつはJ4509改2(実験機)の時の構成とあんまり変わらないのでそのままの名前でいいや。


貰ってきたパーツの活用(1):寄せ集め最高性能の1台構築

前の投稿で書いた親父から貰ってきたパーツの使い道を考えていたが、まずは手持ちのパーツと組み合わせて、その中で最高性能の1台を作る事にした。

まずは今あるパーツの棚卸しをしてみる。

■CPU  (コア数/クロック/L2キャッシュ/FSB/TDP/プロセスルール/説明HPへのリンク)
Core2Quad Q6600     (4コア/2.4GHz/8MB/1066MHz/95W/65nm/リンク
Core2Duo E7400      (2コア/2.8GHz/3MB/1066MHz/65W/45nm/リンク
Pentium DualCore E5200 (2コア/2.5GHz/2MB/800MHz/65W/45nm/リンク
Celeron DualCore E1400  (2コア/2.0GHz/512KB/800MHz/65W/65nm/リンク

この中の最高性能のCPUだけど、単純に言えばQ6600だと思うけどシングルスレッド性能はクロック数が高いE7400かも?
しかしL2キャッシュが8MB vs 3MBとかなり違うし、やっぱりQ6600を使おう。


■M/B  (フォームファクタ/ソケット/チップセット/メモリ/SATA/オンボードグラフィック/説明HPへのリンク)
ASUS P5K-E         (ATX/LGA775/P35+ICH9R/DDR2x4/SATA3.0Gx6/なし/リンク
ABIT Fatal1ty F-I90HD   (MicroATX/LGA775/ATI RADEON XPRESS 1250/DDR2x4/SATA3.0Gx4/RADEON XPRESS 1250/リンク
ECS GF9300T-A       (ATX/LGA775/NVIDIA GeForce9300+nForce730i/DDR2x4/SATA3.0Gx6/GeForce9300/リンク
XFX MB-N680-ILT      (ATX/LGA775/NVIDIA nForce 680i LT SLI/DDR2x4/SATA3.0Gx6/なし/リンク

うーんこれは難しい。
 ・ケースはフルサイズであるATXが入るのでフォームファクタはどれでもOKだ
 ・グラボは別途用意するからオンボードグラフィックの有無は関係なしとしよう
 ・チップセットの性能差は良く分からない・・・
 ・SATAの数は4本あれば十分なのでどれも問題なし

だめだ分かんないから一番メジャーそうなP5K-Eにしよう。こいつは鉄板マザーと言われていたみたいだし。


■MEM
DDR2-800(PC2-6400) 2GB x 4
DDR2-800(PC2-6400) 1GB x 8
DDR2-667(PC2-5300) 1GB x 2

これは迷わない。マザーボードのスロット数は4本なので2GB x 4 = 8GBだね。


■GPU
玄人志向 RH7790-E1GHD     (AMD Radeon HD 7790/GDDR5/1GB/リンク
SAPPHIRE HD 6670 1GB GDDR5 (AMD Radeon HD 6670/GDDR5/1GB/リンク

これもRH7790-E1GHDで決定。


■HDD
Western Digital WD10EALS-00Z8A0   (3.5インチ/SATA3.0G/1TB/7200rpm/32MB)
Western Digital WD3200AAJS-22B4A0 (3.5インチ/SATA3.0G/320GB/7200rpm/8MB)
Western Digital WD1600BEVT-22ZCT0 (2.5インチ/SATA3.0G/160GB/5400rpm/8MB)

これも1TBで決定。

■電源
玄人志向 KRPW-P2-650W/85+ (650W)
Evergreen LW-6350H-4 (350W)
DELTA  DPS-300PB-3A (300W)

これもKRPW-P2-650W/85+で決定。

■ケース
貰ってきた白いATXケース
J4509のMicroATXケース

M/BをATXにしたので、これは白いATXケースを選ぶしかないね。

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一番性能が良いパーツを集めてみたけど、「これ結構高性能じゃない?」。
メイン機よりちょっと落ちる程度の使い勝手かも。

ということで早速組み立てて電源を入れてみるとファンは回るけど起動のBEEP音もしないしPOST画面も表示されない・・・

こういう時はまずは動くまでパーツを外してみるのがセオリーなので、まずはメモリー半分の4GB(2GB x 2)にしてみるとあっさり起動。原因はメモリーかぁ。

いろいろ試してみたところ、最初に外したメモリーが不良だったのではなく、どうもこのM/Bとこのメモリー4枚の相性が悪いようだ。例えば、
 ・2GB x 2 + 1GB x 2=6GBで試すとあっさり起動。このとき、2GB x 2を別のセットに入れ替えてもちゃんと起動。
 ・2GB x 4 の構成でなんどか電源のON/OFFをしてみると、1回だけちゃんと起動して8GBを認識した。しかしその後何度かON/OFFを繰り返したけど立ち上がらなかった・・・

これは諦めて、2GB x 2 + 1GB x 2 = 6GB で使うことにした。

よって最終的なスペックは、

CPU  Core2Quad Q6600
M/B  ASUS P5K-E
MEM  DDR2-800(PC2-6400) 2GB x 2 + 1GB x 2 = 6GB
GPU  RH7790-E1GHD
HDD  WD10EALS-00Z8A0(3.5インチ/SATA3.0G/1TB/7200rpm/32MB)
電源  KRPW-P2-650W/85+
ケース 白いATXケース



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これにWindows10TPを入れて、いまプレイしている一番高スペックを要求するDiablo3をインストールしてソロプレイしてみたところ、これが結構快適に動くんです。

また後日ドラクエ10ベンチを動かしてみたところ、スコアは8232でとても快適という評価。

寄せ集めパーツで組んだPCだけど思ったより高性能で驚いた。こいつはP5K-E(サブ機)と命名しよう。

このスペックならメインマシンにしてもいいかも。
ただ消費電力がアイドル時約80W、ドラクエ10ベンチ実行時で最大145Wとちょっと高いんだよなぁ・・・

親父からフルタワーケース入手!

前の投稿で書いたように、100円ショップの整理棚を使った検証用PCを組み立てが完了し、パーツいじりを楽しんでいた。

それをこの前実家に帰った際に親父に話したところ、

「フルタワーケースの古いPCを捨てようと思っていたのだけど持っていく?」

とのありがたいお言葉!もちろん即答で貰いました♪

その写真がこちら。

ケースだけでなく中身もあるよ~
スペックを調べたところ、
CPU Core 2 Duo E7400
M/B ECS GF9300T-A
MEM 4GB(2GB x 2)
HDD 1TB
電源 Evergreen LW-6350H-4 (350W) 

と結構なスペック。クライアントPCで1TBのHDDなんて使ったことない。


それ以外にも使っていないマザーボードがあるという事でそちらも貰ってきました。

その写真はこちら。

こっちもM/BだけでなくCPUもメモリもついている。スペックは下記の通りでした。
CPU Core 2 Quad Q6600
M/B XFX MB-N680-ILT
MEM 6GB(2GB x 2、1GB x 2)

クアッドCPU & 6GBメモリー だと!こんなの貰ってしまって良いのだろうか(汗)

ということで、ほくほく気分で家路に就きました。さーてこれらをどうしようか。


2014年11月1日土曜日

P5K-Eを使ってパーツ検証機を作成!

前の投稿にてP5K-EのBIOS起動を確認出来たが、ケース、HDDが無いので動作するPCを組み立てられない事をお伝えした。

まずは買うかどうかは置いておいて、ケース、HDDの値段を調べてみた。


まずケースだが、どうせ買うなら前から欲しかったZalmanのケースが欲しいと思い、調べてみるとamazon.comで送料込み4,300円であった。ファンコン&ケースファン4個付きでこの値段は激安だと思う。

次にHDDだが、これはもうちょっと使ってみたいだけなので160GBでも十分なのだが、調べたところSATAだともう500GBからしか無かった。

東芝 DT01ACA050/500GB,SATA600,7200 4,543円
(2014/11/01価格コム調べ)

ケースとHDDの両方合わせて約8,900円か・・・2,160円で買った用途が無いマザボを動かすためにまた追加で9,000円近くお金を使うのはアホらしい。

ということでまずはジャンク箱を漁ったところ、バッファローHD-PF160U2の160GBのポータブルHDDを発見。


こいつの中身は確かSATAだったはず。このポータブルHDDをバラして中身のHDDを使うことで、HDDについては目処がついた。

次にケースだが、ヤフオクで中古ケースを買うにしても送料だけでも1500円位掛かる。これもちょっと辛い。

とか考えていたところ、

「そうだ、どうせちょっと遊ぶだけならちゃんとしたケースを買うのではなく、仮組みをもう少し綺麗に出来るようにすればいいじゃん。そういえば100円ショップに食器棚の整理台とか売っていたな。」

と思いついたので100円ショップに行ったところ、良さそうなものを発見!
キャンドゥ 整理棚大(のラベル)

こいつを2個買って(216円。安い♪)組み込んだのがこれ。

下段に電源/DVDドライブ/2.5インチHDD、上段にマザボ。マザボが上にあるのでCPU/メモリ/カード類の差し替えが大変やりやすい!但し埃の事は考えてはいけない(笑)

もちろんこれで問題なく起動。OSもまずはWindows10 Technical Previewをインストールしてみたが何の問題もなく入った。

おーパーツ検証機が出来たよ!!!

ただマザボの上部に何も覆いがないのはちょっと心配なので、整理棚をもう1段買って天井にしよう。

2,160円で買ったジャンクマザボを動かすために9000円近くの追加投資をしなくて済んで大変満足です。