2016年6月12日日曜日

スティックPC機で黒い砂漠をプレイ:失敗

前の投稿で書いたように、ヒートシンクを追加したことでスティックPC機(MS-NH1-W10)での上空監視が実用的になった。
しばらくはこれで運用していたのだが、また新たな用途を思いついてしまった。

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実は最近、ブログを通じて知り合った山桜さん、ヘルニ屋さん、コーヒー牛乳さんと一緒に、

黒い砂漠 (リンク

というオンラインゲームを始めて結構ハマっているのだけど、私はこのゲームの中で家庭菜園、釣りの2つの方法を同時に行うことで金稼ぎをしている。

どちらもログインしっぱなしである程度放置するタイプの手段なのだが、メインマシンで放置するとタスクトレイに最小化してバックグラウンドで動かす形にしても約130W使うため、24時間稼働させるとかなりの電気代になってしまう。

ざっくり計算するとこんな感じ。

130W × 単価22kW/H ÷ 1000 × 24時間 × 30日間 = 1ヶ月2,059.2円


なので「メイン機で放置プレイするのはマズイ」と思っていたが、ここでスティックPC機を使って放置プレイすればいいじゃないかと思いついた!

放置プレイなら別にカクカクしても関係ないし、このスティックPC機ならせいぜい5W程度なので月80円位で済んでしまう。


早速スティックPC機に黒い砂漠をインストールしようとしたが、内蔵ストレージが32GBしかなく、またいま入れているmicroSDHCは16GBしかないため、35GB必要な黒い砂漠をインストール出来ないじゃん・・・

仕方がないので64GBのmicroSDHCをアマゾンから約2000円で購入。

■Team Micro SDHC/SDXC UHS-1 COLOR CARDシリーズ 10年保証(64GB)

またスティックPC機の無線LANは2.4GHz帯のみサポートなのだが、自宅は近所に多くの2.4GHz帯の電波が飛び交っておりよく途切れたりしてしまうので有線LAN化したい。
そしてキーボードやマウス、ジョイスティックも接続したいので、そうなるとUSBポートも1ポートしかないので足りない。
これらを解決するため、USB接続でLANポートとUSBポートを増設できるアダプターをアマゾンから約1200円で購入。

■サンワサプライ 3ポートUSB2.0ハブ LANアダプター内蔵 ブラック USB-HLA306BK

「うまく行くかわからないのにこんなに機材買って・・・」

と思ったが、もうこの辺まで来るとヤケクソで試してみないと収まらないので突撃。

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届いたものを早速本体にセットしてセットアップを開始したのだがここで問題。

LANアダプターの方は繋いだだけで問題なく利用できるようになったのだが、microSDHCの方はリムーバブルメディア扱いになっているので黒い砂漠のインストーラーがこのmicroSDHCをインストール先に指定させてくれない。

しかしこういった事はよくあるので想定内。この対処法はドライブの管理で「空のNTFSフォルダーにマウントする」事で対応できる。

詳しくは「windows10 microsdhc マウント」といったキーワードで検索して欲しい。

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この方法で64GBのmicroSDHCカードをCドライブのフォルダにマウントして、黒い砂漠のインストーラーにて無事そのフォルダをインストール先に設定出来て、インストール開始。

しかしこのインストールが遅い遅い。一晩放置してもまだ30%台とかどんだけ遅いのだ。100BaseTXとはいえ有線LANなのに。


結局二日近く放置してなんとかインストール完了。

早速起動したのだけど、ログインしようとするとアプリの起動が遅すぎて、「指定時間内にログインされませんでした」といったメッセージが出てきてしまい起動できない・・・
どうもあまりに遅すぎてたタイムアウトしてしまうらしい。

何度も繰り返してみたものの、全てタイムアウトしてしまうため、スティックPC機で黒い砂漠を動かすのは不可能と判断して撤退。

投資したmicroSDHC、LANアダプタが無駄になってしまった。あーメッチャ悔しい。

黒い砂漠の放置の電気代節約、振り出しに戻ってしまった。