2026年5月7日木曜日

PC98「ロード・オブ・ウォーズ」を38年振りにプレイ。シンプルイズベストを体現した名作SLG

1988年にシステムソフト社より発売された「ロード・オブ・ウォーズ」を久しぶりにプレイしてみた。多分38年振りw

当時はまだ学生で、PC98のゲーム雑誌を読みながら色々なゲームを遊んでいた時代だったが、このゲームはかなり印象に残っている作品の1つだった。

そして今回、改めて最後までプレイしてみたのだけど、やはりとても面白かった。
















シンプルなのに面白いゲームシステム

このゲーム、今の感覚で見るとかなりシンプル。

  • ユニットの種類は少なめ
  • 複雑な装甲方向や距離の概念は無い
  • 地形効果もかなり控えめ
  • システムも非常に整理されている

だけど、逆にそこが良い。

最近のSLGのように大量のパラメータを管理するタイプではなく、

「どのユニットをどこに配置するか」
「どの敵を先に倒すか」
「どこまで攻めるか」

といった、本質的な判断に集中出来る。

複雑なシミュレーションというより、非常に完成度の高い「戦術パズル」に近い感覚。

シンプルイズベストをかなり良い方向で体現しているゲームだと思う。


UIデザインがとにかく良い

このゲームを語る上で外せないのがUI。

画面全体がセピア色で統一されており、古色蒼然とした雰囲気なのだけど、不思議と古臭さを感じない。

むしろ今見てもかなりおしゃれ。

特にメニュー周りは昔のMacintoshをかなり意識している感じで、

  • マウス主体の操作
  • 「Special」メニュー
  • シンプルで整理された画面構成

など、1988年の国産ゲームとは思えない空気感がある。

最初は海外ゲームの移植かと思ったくらいだった。

実際にはシステムソフト社のオリジナル作品なのだけど、欧米のウォーゲーム文化やMacintosh的なUI思想の影響をかなり受けているのだと思う。

今のWindows11でも、こういう方向性のUIテーマが欲しいくらいであるw


グラフィックも意外と作り込まれている

全体としてはかなりミニマルなデザインなのだけど、ユニットや指揮官のグラフィックは結構細かく描き込まれている。

特に、

  • 重戦車
  • 自走砲
  • 陣地車
  • 誘導弾車

あたりは、少ないドット数ながらしっかり個性が出ている。

また、指揮官の顔グラフィックもかなり味がある。

この辺は、PC98後期に向かう「2D表現の成熟」の入口を感じさせる。


実際にプレイして感じた攻略ポイント

今回最後までプレイしたが、攻略のコツとしては、

序盤は守勢が基本

序盤はこちらの指揮官能力が低く、攻撃が本当に当たらない。

そのため、無理に前進せず、

  • スタート地点付近で迎撃
  • 深追いしない
  • 被害を抑える

ことがかなり重要。

車両や指揮官を失わないことが大事

このゲームは車両や指揮官の損失が後半に効いてくる。

車両は一応次マップで補充はされるのだけど、補充内容はランダム要素がありそうで、強力な車両が安定して補充される感じではない。
(ただ装甲車は失って、別の車両が補充された方が良いかも・・・)

また育った指揮官は本当に強いので、できるだけ失いたくない。

そのため、

「勝つ」より「損しない」

という考え方がかなり大事。

中盤以降は一気に楽になる

重戦車2(EDGE-A)あたりが使えるようになるとかなり状況が変わる。

序盤は苦しかった戦線も、積極的に押し込めるようになり、ゲームテンポが一気に変わる。

重戦車や新型自走砲が出てくる頃にはかなり爽快。

ただ最終段階になると、能力MAXの指揮官を載せた新型重戦車でも敵の最終型キャノン砲。になかなかなかなか当たらなくなったりするので、またストレスを感じるようになる。
なお誘導弾は着弾すれば必ず当たるのでこれら固定目標は誘導弾で倒すのが楽。

ただ、誘導弾車は相手の誘導弾車がしつこく狙ってくるので、相手の誘導弾車を倒してからの方が良いかも。それまで誘導弾車は後方で動き回って破壊されないようにしていた。

マップ一覧と入手ユニット

今回、プレイしながら各マップの敵戦力や、クリア時に入手出来るユニット・指揮官を整理してみた。これからプレイする人の参考になれば嬉しい。
(間違いがあったらごめんなさい)

まとめ

ロード・オブ・ウォーズは、派手さは無い。

だけど、

  • 洗練されたUI
  • シンプルに整理されたシステム
  • ミニマルな情報設計
  • PC98らしいセンスの良さ

が非常に高いレベルでまとまっている。

1988年という時代を考えると、かなり先進的なゲームだったと思う。

今プレイしても十分面白いので、PC98のSLGが好きな人にはかなりおすすめ。

入手方法

PCエンジン版がプロジェクトEGGで配信されているらしいので、興味のある方はそちらから入手を。

また私はプレイしたことがないのだけど、続編のロードオブパンツァーズというものが1998年に発売されている。マップ数、ユニット種類、指揮官がかなり増えているらしい。
今でもシステムソフトベータでダウンロード販売されているのでそちらから入手出来るが、Windows8以降は非対応になっているので、ちょっと敷居が高いかも・・・


2026年1月18日日曜日

MacBook Air 2013(11インチ)にLinuxを入れてSteamで遊ぼうとしてみた話

 部屋を整理していたら、使っていない MacBook Air 2013(11インチ) が出てきた。

いかにも古いが、薄くて軽くてアルミ筐体で、見た目は今でも十分カッコいい。

そこでふと思った。

「このくらいの低スペックなら、
DOS時代の軽いゲームをLinux + Steamで遊ぶ用途にちょうどいいのでは?」

というわけで、実験開始。


まずはMacBook Air 2013のスペック。

 CPU:Intel Haswell世代 低電圧版
 MEM:4GB
 GPU:Intel HD Graphics 5000
 画面:11インチ 1366×768
 OS:Linux Mint
 Steam:Linux版(Proton使用)

低消費電力・低性能・小型。
「軽いゲーム専用機」には、いかにも向いていそうに見える。











DOS時代のゲームをSteamで起動してみる

まずは大昔に遊んでいたDOS時代のゲーム、大航海時代1を試してみた。
Steamを入れて、大航海時代を起動。








起動は……する。
が、日本語が盛大に文字化けする。


WindowsでSteamを起動して同じゲームを実行すると、こちらは問題なし。
Linuxだけダメ。

最初は「日本語フォントが無いのか?」と思い、
Windowsからフォントをコピーしてみたが改善せず。

調べてみると理由は単純で、

  • Windows版Steamは内部でDOSBox系を使っている

  • Linux + ProtonはDOS日本語環境を想定していない

という設計差だった。

つまりこれは設定の問題ではなく、
仕組みの問題

この時点で
「Linux-SteamでDOSゲームを気軽に遊ぶ」という目論見は失敗。


英語版のDOSゲームも試してみる

次に、日本語ではなく英語の古いゲームである、X-COM UFO Defenceを試した。

今度は起動できた。
……が、マウスが動かない。

キーボードは反応するが、マウス入力が死んでいる。
Protonのバージョンを変えたり、設定をいじれば直る可能性はあるらしい。

ただ、この時点で感じたのが、

Steamの「インストールしてすぐ遊べる」という良さが、
どんどん削られていく

という点。

その後、Protonのバージョンを6.3-8に変えたりとかいじっていたりしても、うまくごかなかったのだけど、次の日に試したら急にちゃんと動くようになっていた。

Protonのインストールに時間が掛かっていたor再起動が効いたのかもしれない。
原因は判らないけど、追求する元気が無く、結果オーライにした。(苦笑)



性能的にも限界があると思う

これまでで判ったことは、日本語のDOS世代のゲームについては文字化け、英語のDOS世代のゲームは設定次第で動くかもだけど手間が掛るということ。

そしてWindows世代の最近のゲームは、流石にこのMacbookのスペックでは厳しいと思う。

  • Protonの変換処理はCPUに負荷がかかる

  • Intel HD 5000世代のiGPUでは余裕がない

  • Windows由来のゲームは最近のものになるほど重くなる

となると、Windowsの昔のゲームならあまりマシンパワーを使わないので快適に動くということなのだろう。

だけど、その頃は仕事が忙しくて全然ゲームをしていなかったので、どんなゲームがあるのか分からないのだよな・・・Steamでも買っていないのでライブラリに無いし。

多分、大航海時代Ⅲとかの世代のものならスムーズに動くのかなと思うけど・・・


地味に効くキーボード問題

さらに地味だけど効いてくるのがキーボード。

MacBook AirのCtrlキーはTabの下。
Linuxの日本語入力切替は Ctrl + Space。

設定を変えれば対処できるが、

「標準状態で使いにくいものを、
わざわざ調整してまで使うか?」

と考えると、常用する気はあまり起きない。


画面解像度という別の壁

11インチ・1366×768という解像度も、
今のWeb環境では正直厳しい。

縦が足りない。
テキスト中心でもスクロールが多い。

白黒ターミナルを開いて
「やってる感」は出るが、
作業効率は高くない。


結論

今回の実験の結論はこう。

  • 低スペックMacにLinuxを入れて
    Steamゲーム端末にするのは、出来なくないけど制限や手間が多い

  • 特にDOS~Win95世代は地雷が多い

  • Steamの気軽さをかなり犠牲にする

一方で、

  • ネット閲覧

  • 調べ物

  • 軽いターミナル作業

といった用途では問題なく使える。このモデルに入る一番新しいMac OSであるBig Surより遥かに動作が速く、十分実用。画面の縦幅が狭い以外は不満は無かった。

















それでもMacBook Airはカッコいい

実用性とは別に、
MacBook Air 2013(11インチ)はやっぱりカッコいい。

アルミ筐体、薄さ、サイズ感、液晶の綺麗さ。

やっているのはただのネットサーフィンだけど、謎に満足感がある。


おわりに

今回の実験で分かったのは、

「できるか」より
「気持ちよく使えるか」が大事

という、当たり前の結論だった。

今メインで使っている
ROG Flow X13(1920×1200)
「そのまま読めて疲れない画面」が、
いかに現実的かも再確認できた。特に縦幅が1.6倍あるのが大きすぎる。

MacBook AirにLinuxを入れるのは、面白い実験ではある。
ただし万能ではない。

検証としては、十分に楽しめた!

2017年7月3日月曜日

RX480グラボ売ったお金でジャンクPC買った(AMD APU搭載機)

以前の投稿で書いたように、RX480搭載のグラボが高く売れて泡銭が入ったので、これを元手にヤフオクでジャンクパーツを漁っていたところ、面白いジャンクPCが出品されているのを見つけた。

このPCの構成は下記の通り。
 CPU:AMD A10-7800 APU(4コア/3.5GHz/3.9GHz/TDP65W)
 M/B:Gigabyte GA-F2A88X-UP4
 MEM:G.SKILL F3-2400C11D-16GAB(DDR3-2400/8GBx2)
 CPUクーラー:ENERMAX ELC-LT120X-HP(簡易水冷)
 グラボ:Gigabyte GV-R929XOC-4GD ×2台(Radeon R9 290X/4GB)
 PSU:Seasonic SS-850KM(80Plus Gold、850W、シングルレーン)
 ケース:ZALMAN ZM-H1
 ストレージ:無し

実はAMDファンのくせにAPU機を使ったことがなかったのでその線でヤフオクを検索していたのだけど、こいつはAPUに不釣り合いな高級グラボ、電源、ケースを使っているのだ。M/Bも高品質マザーらしい。

パーツ構成からすると2014年位に作成したマシンらしいが、当時結構な金額を出して作ったのではないか?

個人的には、APUはiGPUが売りなので、dGPUを搭載するのなら別のCPUを選択した方が良いと思っている。ダイの半分以上がiGPU部分だし(それを言ったらIntelもそうだし選べるCPUが無くなっちゃうか)。
ただ、最初APUで組んでいたけど、GPUを使う大作ゲームをしたくなりハイクラスグラボ2枚を追加したのだろうか。

また、前の持ち主はよほどのAMD&Gigabyte好きだなぁと思った。あなたの事、嫌いじゃないよ(笑)。

という事でパーツ構成が非常に気に入ったので落札。ジャンク扱いの割りに高い落札金額になったけど、RX480の売却金額程度なのでOKとしよう。

で、届いたのがこれ。玄関を塞ぐほどの巨大な荷物。驚いた( ^ω^)・・・

さーて、こいつはジャンク扱いなのでちゃんと動くことを祈ります。

2017年6月25日日曜日

RX480が高く売れた理由、そういう事だったのね

前の投稿でRX480がやたら高く売れた事を書いたけど、売れた後に

「新型のRX580はRX480と大差がないようなので、RX480が投げ売り時の価格より高く売れるのはありそうだけど、いくら何でも高すぎる」

と思ったので、ちょっと情報収集したところ、なんと現在Ethereumとかいう仮想通貨のマイニングでRadeom RX4xx、5xxが高値取引されているという事がわかった。

■ASCII.JP:今が旬のマイニングセミナーが18日にツクモで開催予定(2017/6/13)
http://ascii.jp/elem/000/001/499/1499006/


何でも電気代差し引いて月に1万円位儲かるみたいだ。

うーん、こうなると売らずに自分がマイニングした方が良かったかなと思ったのだけど、今更言っても仕方がないので現在使っているGV-R795WF3-3GD(RadeonHD7950)でマイニングを試してみた。

その結果は以下の通り。

RX480だと30MH/s位出るらしいが、7950だと約11.1MH/sと三分の一程度しか出ないよ・・・消費電力もシステム全体で220W位使うし採算取れそうもない。(+_+)

ということで、EthereumをマイニングするならPolaris世代のものを使うべきですね。

2017年6月20日火曜日

なぜかRX480がやたら高く売れるので売却

以前の投稿でRadeon RX480搭載のカードを購入した事を報告したが、その後メイン機であんまりゲームを行っておらず、1週間全く電源を入れない時もあったりして些か勿体ない買い物をした状態になっていた。

まぁグラボが必要なゲームはDiablo3と黒い砂漠しかやっておらず、しかもDiablo3は飽き気味、黒い砂漠はノートPCで放置釣りなんで、そりゃそうだという感じ。


そんな折り、ふとヤフオクでRX480を検索したところ4万円台とかで落札されていることに気づいた。



「おいおい、2月に投げ売りしていた時の2倍じゃん!」

と言うことで速攻出品。
結構な差額をえることが出来ました。ありがたや~

とりあえずメイン機のグラボは前に使っていたGV-R795WF3-3GD(RadeonHD7950/3GB)に戻した。これでも自分の用途では充分な性能で、RX480に比べたら電力効率は大きく下がるけどそんな長時間ゲームをやらないので問題ない。

と言うことで、期せずして臨時お小遣いが入ったという話でした。

さて、これを元手に何かパーツ買って遊ぼうか。

2017年2月18日土曜日

投げ売り中のSapphire NITRO+ Radeon RX480 8G GDDR5 OCを購入!

下記記事は実際には2017年2月頃に行った内容なのですが、
記事作成をサボっており2017年6月に投稿になりました。(ペコリ)

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現在メイン機で使用しているグラフィックボードはGigabyteのGV-R795WF3-3GD(rev.1.0)である。

■GV-R795WF3-3GD

これは私の黒い砂漠&Diablo3のライトゲーマーという用途では全く十分な性能である。
Average G3D Mark : 4764

だけどネットを見ていたところ、現在SapphireのNITRO+のRX480が大幅値下げで
売っているのを発見!
これはずっと3万円オーバーの値段だったんで「欲しいけど高いな・・・」と
思っていたのに、通常版で19,800円、OC版でも22,800円で売っているとは!

正直必要性は全くないのだけど、憧れのNITRO+なので奮発してOC版を購入しちゃった!

■Sapphire NITRO+ Radeon RX480 8G GDDR5 OC
おおー、かっこいい!

■旧グラボとの比較
 
旧グラボより小さいね。RX480はミドルクラス、7950はハイクラスだからかね。特に箱の大きさの違いは圧巻!

早速RX480に差し替えて利用。しかし私の用途では性能差が感じられないww
ただ消費電力は、300Wオーバーだったのが250W位に減ったのでその点は満足。

まあ最新のグラボを使っているという満足感を得られたので良しとしよう!

2017年1月7日土曜日

メイン機のマザーボードをASRock 970 Extreme4に変更! &旧マザーボードを壊した・・・(涙)

下記記事は実際には2017年1月頃に行った内容なのですが、
記事作成をサボっており2017年6月に投稿になりました。(ペコリ)

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正月休みで暇だったので、ヤフオクをつらつらと眺めていたところ、ASRockの
AM3+マザーボード+AMD FX-6100のセットが安価に出品されているのを発見!

■ASRock 970 Extreme4
http://www.asrock.com/mb/AMD/970%20Extreme4/index.jp.asp

チップセットは970とミドル製品だけど、今のメイン機で使用している
RS880PM-AMというマザーボードはBIOSに全然設定項目が無いので、
もう少し自作er向けのマザーボードを使ってみたかったので、
丁度良いかも!

■AMD FX-6100
http://kakaku.com/item/K0000297463/

今使っているFX-8100と同じZambeziアーキテクチャの6コアCPUだけど、
6コアでも十分な性能だと思うので、実験機として遊ぶには良いかも!

という事で落札を狙っていたところ、最終的に8000円位で落札出来た。
安価に良いおもちゃを入手出来たよ(喜)!

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という事で喜び勇んで、
 メイン機を970 Extreme4+FX-8100
 実験機をRS880PM-AM+FX-6100

という構成に組みなおし、動作チェック。メイン機は無事動作しました!

次に実験機の電源を入れたところ、うんともすんとも言わない・・・
「おかしいな」と思いつつ配線を調べたところ、なんとCPU用の追加4PINを
差す向きが間違っていた・・・差しなおして電源を入れても起動しない・・・

どうもマザーボードを壊してしまったらしい。
「なんで違う向きで刺さるんだよ!!!」と狂乱状態になったが当然状況は
変わらず。酒飲んで諦めました・・・

という事でメイン機のマザーボードは交換できたが、実験機は作れず。
悔しくて写真を取る気も起きずだったので、今回は写真無しです。ごめんなさい。