1988年にシステムソフト社より発売された「ロード・オブ・ウォーズ」を久しぶりにプレイしてみた。多分38年振りw
当時はまだ学生で、PC98のゲーム雑誌を読みながら色々なゲームを遊んでいた時代だったが、このゲームはかなり印象に残っている作品の1つだった。
そして今回、改めて最後までプレイしてみたのだけど、やはりとても面白かった。
シンプルなのに面白いゲームシステム
このゲーム、今の感覚で見るとかなりシンプル。
- ユニットの種類は少なめ
- 複雑な装甲方向や距離の概念は無い
- 地形効果もかなり控えめ
- システムも非常に整理されている
だけど、逆にそこが良い。
最近のSLGのように大量のパラメータを管理するタイプではなく、
「どのユニットをどこに配置するか」
「どの敵を先に倒すか」
「どこまで攻めるか」
といった、本質的な判断に集中出来る。
複雑なシミュレーションというより、非常に完成度の高い「戦術パズル」に近い感覚。
シンプルイズベストをかなり良い方向で体現しているゲームだと思う。
UIデザインがとにかく良い
このゲームを語る上で外せないのがUI。
画面全体がセピア色で統一されており、古色蒼然とした雰囲気なのだけど、不思議と古臭さを感じない。
むしろ今見てもかなりおしゃれ。
特にメニュー周りは昔のMacintoshをかなり意識している感じで、
- マウス主体の操作
- 「Special」メニュー
- シンプルで整理された画面構成
など、1988年の国産ゲームとは思えない空気感がある。
最初は海外ゲームの移植かと思ったくらいだった。
実際にはシステムソフト社のオリジナル作品なのだけど、欧米のウォーゲーム文化やMacintosh的なUI思想の影響をかなり受けているのだと思う。
今のWindows11でも、こういう方向性のUIテーマが欲しいくらいであるw
グラフィックも意外と作り込まれている
全体としてはかなりミニマルなデザインなのだけど、ユニットや指揮官のグラフィックは結構細かく描き込まれている。
特に、
- 重戦車
- 自走砲
- 陣地車
- 誘導弾車
あたりは、少ないドット数ながらしっかり個性が出ている。
また、指揮官の顔グラフィックもかなり味がある。
この辺は、PC98後期に向かう「2D表現の成熟」の入口を感じさせる。
実際にプレイして感じた攻略ポイント
今回最後までプレイしたが、攻略のコツとしては、
序盤は守勢が基本
序盤はこちらの指揮官能力が低く、攻撃が本当に当たらない。
そのため、無理に前進せず、
- スタート地点付近で迎撃
- 深追いしない
- 被害を抑える
ことがかなり重要。
車両や指揮官を失わないことが大事
このゲームは車両や指揮官の損失が後半に効いてくる。
車両は一応次マップで補充はされるのだけど、補充内容はランダム要素がありそうで、強力な車両が安定して補充される感じではない。
(ただ装甲車は失って、別の車両が補充された方が良いかも・・・)
また育った指揮官は本当に強いので、できるだけ失いたくない。
そのため、
「勝つ」より「損しない」
という考え方がかなり大事。
中盤以降は一気に楽になる
重戦車2(EDGE-A)あたりが使えるようになるとかなり状況が変わる。
序盤は苦しかった戦線も、積極的に押し込めるようになり、ゲームテンポが一気に変わる。
重戦車や新型自走砲が出てくる頃にはかなり爽快。
ただ最終段階になると、能力MAXの指揮官を載せた新型重戦車でも敵の最終型キャノン砲。になかなかなかなか当たらなくなったりするので、またストレスを感じるようになる。
なお誘導弾は着弾すれば必ず当たるのでこれら固定目標は誘導弾で倒すのが楽。
ただ、誘導弾車は相手の誘導弾車がしつこく狙ってくるので、相手の誘導弾車を倒してからの方が良いかも。それまで誘導弾車は後方で動き回って破壊されないようにしていた。
マップ一覧と入手ユニット
今回、プレイしながら各マップの敵戦力や、クリア時に入手出来るユニット・指揮官を整理してみた。これからプレイする人の参考になれば嬉しい。
(間違いがあったらごめんなさい)
まとめ
ロード・オブ・ウォーズは、派手さは無い。
だけど、
- 洗練されたUI
- シンプルに整理されたシステム
- ミニマルな情報設計
- PC98らしいセンスの良さ
が非常に高いレベルでまとまっている。
1988年という時代を考えると、かなり先進的なゲームだったと思う。
今プレイしても十分面白いので、PC98のSLGが好きな人にはかなりおすすめ。
入手方法
PCエンジン版がプロジェクトEGGで配信されているらしいので、興味のある方はそちらから入手を。
また私はプレイしたことがないのだけど、続編のロードオブパンツァーズというものが1998年に発売されている。マップ数、ユニット種類、指揮官がかなり増えているらしい。
今でもシステムソフトベータでダウンロード販売されているのでそちらから入手出来るが、Windows8以降は非対応になっているので、ちょっと敷居が高いかも・・・
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