その前にやっぱりジャンクで購入したF-I90HDはちょっとピン曲りを直しただけで簡単に動いたが、P5K-Eも同じくらいには直したのに動かずかなり落ち込んでおり、
「ビープ音すら鳴らないとはピン曲りが原因じゃないかも。手におえないかなぁ。」
と半ば諦めかけていた。
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しかし、
「曲がったピンがクリティカルなものだったら、それが原因でビープ音すらならないというのはあるかも」
と思い当り、まずは曲がったピンの役割を調べてみることにした。
googleで「lga775 datasheet」で検索したところ、一発で発見!
Intel Pentium4 Processor 6x1 Sequence - On 65nm Process in the 775-land LGA...
Intel Pentium4 Processor 6x1 Sequence - On 65nm Process in the 775-land LGA...
このPDFのP.39に各ピンの番号が、P.43〜44には各ピンの役割が書かれている。
これを使って曲がっているピンの番号と役割を調べたところ、
ピン番号 役割 説明
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D2 ADS# Address Strobe
D4 HIT# Snoop Hit
うげーどっちもVSS(グランド)じゃなくて使っているピンだよ。これは真剣に曲がりを直さないとだめだ。
ということでデジカメで精密撮影をして状況をきちんと確認。
・D2ピンは、結構うねっている&手前に出てきている
・D4ピンは、かなり直っているがやや左に寄っている
という事が分かった。もう一度カッターを使って、やや強めにピンの修正を実行。
※修正後。同じ角度で良い写真がなかったので、違う角度になってしまい失礼。ただD2ピンが左側に出っ張っていたのが修正出来ているのが判ると思う。
かなり満足できるレベルまで修正できたので、この状態で最小構成で組み上げ電源ONしたところ、
POST画面キターーー!!!
BIOSにも入れた。^^
CPU、メモリも正しく認識している!
ちなみにBIOSのバージョンは2009/06/19公開の1305。調べたところ最新版で更新の必要もなし♪
この動いた瞬間の嬉しさは格別です。一時は手に負えないので捨てようとまで考えたのだけど2,160円が無駄にならなくて本当に良かったよ。
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こうして動くマザーボードが1枚入手できたけど、このATXサイズのマザーボードが入るケースを持っていない。さてどうしようか。
結局ケース買うのか?それによく考えたらHDDもグラボも無い。メモリもいま余っているのは1GBx2だけなので、もう2GB分欲しくなるのは目に見えている・・・
マザボが動くようになって嬉しいけど、新たな散財のタネになっただけか?もしかしたら動かなかった方がお財布に優しかった?
とりあえず少し冷静になろう。
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